Hi-STANDARDのギタリストでソロプジェクト【Ken Yokoyama】でギターボーカルを務める横山健。
90年代に日本のメロコア界を賑わせた横山健は今ではカリスマパンクロッカーと言われるほど、多くのファンを獲得しています。
また、現在の活動は確認できませんがハードコアバンド【BBQ CHICKENS】のギターでも活躍しています。
横山健が社長も務めるHi-STANDARDの所属事務所【PIZZA OF DEATH】からリリースした【Making The Road】はテレビでの宣伝は一切なしでインディーズでは異例のミリオンヒットを記録しました。
Hi-STANDARDは2000年から11年間活動休止をしていましたがその間、横山健がソロプロジェクトを2004年に始動し、当時のハイスタファンの多くが彼のソロライブに集まりました。ライブの動員は現在増え続け、チケットの入手が困難なほど人気を集めています。
また、現在の活動は確認できませんがハードコアバンド【BBQ CHICKENS】のギターでも活躍しています。
SOLIDBONDやwoodsticksなどのギターやアパレルをプロデュースしたり多方面で活動する横山健のソロプロジェクト【KenYokoyama】は【KEN BAND】を引き連れて活動してきました。2019年2月、『KenYokoyamaはバンド名』と宣言し、これまで数々のバンドメンバーを迎え活動してきたKEN BANDのメンバーは誰なのか、まとめてみました!
\Ken Yokoyama公式情報/
Ken Yokoyamaのメンバーは?メンバーチェンジを繰り返し現在のメンバーで安定するまで
Kenyokoyamaは2004年にアルバム『The Cost Of My Freedom』をリリースし、数回のメンバーチェンジを繰り返しています。
歴代メンバーをまとめてみたので参考にしてください!
初期からのファンの方は歴代メンバーを知っている方も多いと思います。懐かしい初期の彼の方や、あのバンドのプレイヤーも!過去にはKEN BANDに所属していました。
歴代メンバーをまとめてみたので参考にしてください!
Colin Doyle(2004年〜2008年1月)
- Colin Doyle:ギター担当
- KENBANDの初期メンバー。
- カナダ出身のギタリスト。愛称コリン。2008年1月13日に開催された『DEAD AT BUDOUKAN』の武道館でのライブを最後に脱退。
- 脱退後はANDREW率いるTIGHT RECORDS所属のHARDCORE PUNK BANDのU.K.Lで活動していましたが同年にバンが解散。その後の活動は不明。
- 使用機材
- ギター:Combatのレスポールタイプ、EDWARDS E-VP-98G
- アンプ:KRANK
- ヘッド:KRANKのREVOLUTION-1
Colin DoyleがKEN BANDを脱退した具体的な理由はわかりませんが、彼は「そろそろ別々の道を行く時なんじゃないか?」と判断したそうです。
年齢や個人的なことは不明です。筆者がライブで見た時は肌が綺麗だった印象なので当時20代前半〜30歳前後かな?と思いました。
Serge Verkhovsky(2004年〜2008年)
Serge Verkhovsky:ベース担当
アメリカ合衆国出身。愛称サージ。1970年生まれの53歳(2023年7月21日現在)
使用機材:LAKLAND SL Darryl Jones Signature/BK
2008年秋のツアー「Ciao Baby Tour」を最後に脱退しました。その後は『THE ONE THOUGHT MOMENT』で活動。
Serge Verkhovskyはバンドと仕事を両立しており、東京で正社員として仕事をしている傍ら、KENBANDのライブに出演していました。KENBANDのツアーが大阪であった当日も17時まで東京で仕事をし、就労後すぐに新幹線で大阪に向かい19:30のライブギリギリに到着したというエピソードがありファンを驚かせました。スーツを着て仕事をしているとMCで言っていたことで、サラリーマンとして東京の会社で働いているのでしょうか。
その後バンドと仕事の両立が難しくなり脱退。
仕事を終えた後大阪までライブに出演するために駆けつける様子を聞くと何事にもストイックな姿勢が会社でも評価され昇進し、仕事が順調だったのではないかな?と思いました。
横山健とサージは非常に仲が良く、ライブのMCでサージはツッコミ役ではたびたび両者の漫才のような雑談が見られて爆笑されていました。
サージは日本語が堪能で、サージがボーカルで歌った曲『上を向いて歩こう』のカバー『Sucky Yacky ( ON VOCAL – SERGE VERKHOVSKY 2005 )』もアルバムに収録されたりライブでも披露しました。
その楽曲がこちら。
上を向いて歩こうのカバーでパンクロックバージョンがファンに大ウケしました。
KENBAND脱退時、サージを送り出すサヨナラ・ツアー『Ciao Baby Tour』が急遽開催され、全国15か所でライブを開催しました。サージを愛するファンにとってはサージのプレイが見られる最後の貴重なライブになりました。
2023年現在も東京に在住し同じ会社かは不明ですがシステムエンジニアの管理部長として働いているという情報があり、仕事に熱意を持って取り組んでいるのだと思いました。
最新のサージの情報がInstagramで確認できました。
@Serge Verkhovsky で確認してください!
現在もアメリカでYEAR OF THE FIRSTというバンドで活動しているみたいです!
仕事とバンドを両立するスタイルは現在でも健在のようです。
Masatoshi “Gunn” Ishida(2004年〜2011年1月)
Masatoshi “Gunn” Ishida:ドラム担当
元TOASTのドラマーとして活動していたKEN BANDの初期メンバーでドラマー。愛称ガンちゃん。2011年1月25日のライブ「Adios Amigo Mostrar」を最後に脱退しました。
大阪出身のGUNNちゃんはライブでは関西弁で喋るMCが印象的でたびたび笑いをとっていてさすが大阪出身といった感じです。
脱退理由についてはこのように語られていました。
「自分は今、KEN BANDとは別にしていること、これからしたいことがあります。それは、音楽のことだったり、そうじゃないことだったり。やっていきたいことをするには、実際KEN BANDの皆に迷惑をかけてしまうし、活動の妨げになってしまう。思い悩んで、話し合った結果、KEN BANDを離れることにしました」
引用元:kenyokoyamaオフィシャルサイト
KEN BANDをやめてしまうくらいやりたいこととは一体何なのでしょうか。脱退後はWrestling Crime Masterに加入し活動を続けていましたが現在の活動についての情報は得られませんでした。
Hidenori Minami(2008年2月〜現在)
Hidenori Minami(南英典):ギター担当
言わずと知れたカリスマスカパンクバンド、KEMURIのギタリスト。現在までKenyokoyamaのギターを担当しています。
2007年にKEMURIが解散し、フリーだったことから2008年2月に加入しましたが、2012年9月にKEMURIが「AIR JAM2012」への出演と再結成を発表したことにより当時は2つのバンドを掛け持ちし活動してきましたが、2013年にKEMURIを脱退。
KEMURIが大好きでライブにも遠征して行きまくっていた筆者は南さんがKEN BANDに加入する情報を聞いてめっちゃ嬉しかったですね。異色のギタリスト2人が音を鳴らしたらどうなるんだろうってすごく期待してました。
スカパンクな南さんもまた見たいなぁ。と思ったらこの曲を聞いています!
Come On,Let’s Do The Pogo
横山健と南さんがwoodstickaのギターでセッションしている動画がありました。
アドリブで弾いているのでしょうか、さすが息ぴったりのふたり。
Jun Gray ベース(2008年12月〜現在)
Jun Gray:ベース担当
2008年12月より加入のベーシスト。横山健がBBQ CHECKINSをやっている頃、当時バンドをしていたJun Grayと対バンをして面識はあったそう。
サージの脱退をきっかけに家族と話し合い加入を決めました。
PIZZA OF DEATH内に自身のレーベルJUN GRAY RECORDSを立ち上げUNLIMITSをはじめガールズバンドを中心に多数の音源をリリースしています。
KEN BANDのメンバーで最年長でもあるJun Gray。現在もKEN BANDのメンバーでライブやフェスに出演し活躍しています!
Jun Grayの最新情報は下記より各SNSでチェックしてみてくださいね!
松浦 英治(2011年2月〜2021年7月)
松浦 英治:ドラム担当
Mr.ORANGEやSAなどのバンドでドラムとして活動していた過去もあり現在30%LESS FATやBravo★Brothersのドラマーでもあり様々なバンドで活動していました。
KEN BANd脱退後、高円寺にある音楽スタジオ「P.I.G」を経営しています。
松浦 英治の最新情報は各SNSで確認できます!
EKKUN(2018年12月〜現在)
EKKUN :ドラム担当
2008年2月に加入し現在までKEN BANDのドラムで活動しています。元FACTのドラマーでドラムの実力は多方面で評価されています。FACT時代から横山健と仲良くしていたので留守電でKEN BANDへの加入の電話を横山健からもらい、加入しないわけがないと即決だったそう。
俺が入るからには
引用元:リズム&ドラムマガジン
今までのKEN BANDでは鳴ってない音で
びっくりさせたいと思っていた
と語っており、これまでにない力強いサウンドでバンド全体に厚みが出たように思います。
Hi-STANDARDのドラマー恒岡晃氏の死去で2023年6月に開催されたSATANIC CALNIVAL2023のハイスタのステージでドラムを叩きライブキッズから注目を浴びました。
バンド以外にも雑誌の掲載や自信のドラムレッスンも開催されています。
その他EKKUNの情報は各SNSをチェック!
Ken Yokoyamaの歴代メンバー まとめ
2004年の結成から4回のメンバーチェンジを繰り返しざまざまな物語があったKEN BAND。結成20周年を目前にしこれからの活躍に期待します!